オートローダー付デュプリケーター JET-AEシリーズの特長

JET-AEシリーズでは、一度の操作で600枚まのディスクを連続して複製でき、夜間でも無人で自動運転できるように設計されています。動作音も抑えられていますので、オフィス内の用途でも騒音感じにくく安心です。

JET-AEシリーズは、夜間の自動運転ができるように設計されていますが、より安定してお使いになるためには、適切な環境に置かれる必要があります。特に、適度の温度とほこりの少ない場所を選んで下さい。
アーム部分には青色LED光が付いていますので、照明が消えている場所でも動作しているのがわかります。

また、ブランクメディアにくっつきがある場合もあるので、スピンドルにロードする時にメディアが分離していることを確認し、くっつきがある場合は分離して下さい。また、JET-AEのアームを揺らす動作をONにすることでくっつきの分離を行うことも出来ます。

定期的に交換が必要となる消耗品はありませんが、書込みドライブは１年程度で交換することをお勧めします。
なお、長期間の連続動作を経ますと可動部分が経年劣化し、動きがスムーズに行われなくなる場合がありますので、動作が気になるようでしたらご相談下さい。

保守は弊社で随時行っております。通常は、弊社に送っていただき弊社にて保守・修理を行います。（センドバック方式）ただし、出張し保守を行う場合もあります。（別途契約が必要）

なお、保障期間（通常は１年間）を過ぎた場合には有償となります。

設置作業は、設置作業マニュアルが用意されているので、ユーザ様自身でやっていただくことが可能です。
しかしながら、設置作業を弊社で行うことも可能です。

装置とは別にお見積りさせていただきます。

オートローダは、まとまった数量のCD/DVDを複製する場合に有効な手段です。

限られた人員でコピー作業を行う場合や、無人で夜通し複製作業を行う場合に適しています。

JET-AEシリーズは、ディスク複製の生産能力を増やし、マニュアルタワー式デュプリケータで必要なディスクのロード／アンロード作業を減らします。

採用することにより、ディスク複製作業の人手を削減できるため人件費が抑えられ、収益向上につながります。

JET-AEシリーズの第一の目的は、無人で連続して夜間も作業を続けることです。

ディスクの複製能力を最大に引き出すためには、印刷と複製機能を分離したほうが有利です。

オートローダ付きデュプリケータにプリンターを加えると、以下のマイナス面が出てきます。

一般的には毎回インクを満杯にして作業を開始することは無いため、インクを使い切った時点で再び作業が中断することになります。

このことは、無人での連続作業にとって許されないことであり、これがプリンターと結合されていない理由です。

一般的に、複製作業はレーベル印刷より時間が掛かります。

代表的なインクジェット式プリンターが一枚のディスクに印刷するにはおよそ1分掛かります。一方、DVDの複製には約６分掛かります。

もし、DVD複製とレーベル印刷の工程を切り離すならば、JET-AEシリーズで夜間連続運転し、DVDの複製をした後、通常勤務時間でレーベル印刷作業を行うことが出来ます。

JET-AEシリーズをレーベル印刷専用プリンタと組合せれば、プリンター付き自動デュプリケータより低コストで複製ディスクを生産出来ます。

JET-AEシリーズはまさしくそのような作業に対応できるように設計されています。

2つ以上の異なったマスターの複製を作成するのを必要とするとき、マルチマスタ認識技術(MMRT)を使用することができます。

こらは、複製を必要とする数量のブランクディスクの上に、マスターディスクを載せることで可能です。これを何組でも繰り返してセットすることで複数枚のマスターの連続複写が可能です。

これは、タイタンシリーズがマスターディスクを検出すると、ハードドライブのパーティションに読込み以降はそのマスターを使って複製を行うためです。

 複製に失敗したディスクは、自動的に廃棄位置の置かれ、JET-AEシリーズは停止することはありあません。また、エラーカウント数はプラスされます。

スタンドアロン仕様の製品ですので、コンピュータ接続を必要としません。本体に据え付けの画面を見ながら、簡単なボタン操作をするだけで動作します。