ディスクのコピーから破壊まで。デュプリケーター、HDD/SSD物理破壊機の製造・販売
製品情報

販売終了品 HDD/SSDデュプリケータ・消去機 JetCopier HDC-MT-SASシリーズ

  • MT-SASシリーズ
  • HDC-MT700HG-SAS
  • HDC-MT700HG-SAS
  • HDC-MT1500HG-SAS
  • SASとSATAの両規格に対応 サーバで使用しているドライブの消去に最適
  • 上書き消去の業界標準「NIST SP 800-88」「DoD5220.22-m」「NSA130-1」準拠の消去が実施可能
  • マウンタ付きSSD/HDDをそのまま設置できる設置台
  • ドライブ接続ケーブルの交換が手軽に行なえます
  • 消去証明書の発行プログラム(Microsoft Excel用)を付属しています
特徴
仕様
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アクセサリ
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特徴

18GB/分の高速処理

SATA2規格(300MB/秒)以上の転送速度を持つSSDやHDDを利用することで、1分間で18GBを処理可能な内部設計となっています。
大容量のドライブを扱う際にも比較的短時間で処理が完了できますので、作業効率が向上します。
※ご利用になるドライブの処理能力や状態によっては処理速度が低下することがあります。

SASとSATAの両規格に対応

主にサーバ用で利用される高信頼の接続規格「Serial Attached SCSI(SAS)」のドライブを複製または消去が可能です。
SATAにも対応し、それぞれの規格を混在させての利用も可能です。
サーバで利用しているHDDやSSDのバックアップや廃棄などで活用いただくことで、高効率かつ安心の運用をサポートいたします。
多くのドライブを一括で処理できるため、莫大なドライブ数を有するデータセンターの運用サポートに最適です。

非同期消去機能によりポート独立で消去処理が行えます

本機に搭載された「非同期消去」機能は、ポートごとに独立して消去処理が行われるため、容量や転送速度が異なるドライブが混在している場合に、先に処理が完了したドライブから取り外して、ポート手前のボタンを押すことでそのポートだけ次の処理を開始できるため、全てのポートが処理を完了するのを待たずに効率良く消去作業が行えます。
ボタンを長押しすることで、そのポートだけ処理を中断させることも出来るため、壊れかけたドライブで処理が極端に遅い場合などに中断して取り外すことも可能です。
ポートごとの処理状況はランプ表示と画面表示、またはPC Linkで確認できます。

充実の消去方式搭載により適切な消去が実施できます

米国防総省制定の強力な上書き3回の消去方式「DoD」や「NSA」や、現在はHDDの標準消去方式となった「NIST」に準拠するデータ消去処理が実施できます。
その他、SATA接続のSSD消去に有効となる「Secure Erase」および「Enhanced Secure Erase」と、SAS接続のSSD消去に有効となる「Sanitize Block Erase」も本機にて実行いただけます。
情報漏えい対策としてドライブの第三者への貸出や譲渡、もしくは廃棄の際にご活用いただけます。

【消去方式一覧】

NIST (SP 800-88) : 全領域上書き 1回
DoD (5220.22-m) : 全領域上書き 3回
DoD (5220.22-m) ECE : 全領域上書き 7回
NSA (130-1) : 全領域上書き 3回
Secure Erase : 全領域上書き 1回 (処理はドライブに依存します)
Enhanced Secure Erase : アドレス割当外を含む全領域上書き 1回 (処理はドライブに依存します)
Sanitize Block Erase : アドレス割当外を含む全領域上書き 1回 (処理はドライブに依存します)
クイック : インデックスの初期化

マウンタ付きSSD/HDDをそのまま設置できる設置台

SSD/HDD設置台はゆとりのあるスペースが確保され、サーバーラックから取り外した厚さ4cmまでのマウンタ付きSSD/HDDをそのまま設置できます。マウンタの着脱により作業効率が損われることはありません。
内蔵の空冷ファンが各設置台のSSD/HDDを冷却し、発熱による速度低下や状態悪化を抑えます。

ドライブ接続ケーブルの交換が手軽に行なえます

HDC-MT-SASシリーズは、ドライブに接続するコネクタが破損した場合にも修理を出す必要はなく、ケーブル部分の交換のみで復旧が可能となる仕様となっています。
予備のケーブルを追加購入し、手元にストックしておいていただければ、破損してもすぐさま交換し、作業が再開・継続できます。修理によるタイムロスを防ぎます。

PC Link & 稼動ログ記録、テキスト出力機能

本機には、PC(Windows機)とUSBで接続して稼働状況をモニタリングできる「PC Link」機能と、稼働履歴(ログ)を本体内に記憶し、必要に応じてテキスト形式で出力が可能な「ログ機能」が用意されています。
(PC Link要件: Windows XP以降のバージョン、USB1.1以降のUSBを1ポート使用)
  

ログ改ざん防止技術「iSecuLog」に対応!

稼動ログはテキストデータとして出力されますので、テキストエディタ等により情報が書き換えられてしまう危険が付きまといます。
書き換えられたログ情報は価値が失墜してしまいますので、書き換えられていないログ情報であるのかどうかを確認し、改ざんが行われていない正確なログ情報として判定する方法が求められています。
本機には、改ざんされたログであるかを判定するためのシステム「iSecuLog」に対応するログデータを出力しています。このログデータを専用のチェックソフトを通すことで判定し、改ざんが行われていないかどうかを判定できます。

消去証明書の発行プログラムを標準で付属

消去実行ログを読み込み、PDFファイルで消去証明書を自動発行できます。証明書発行の手間と時間を削減できるため、消去サービス業者様に特におすすめです。
Microsoft Excelのマクロ機能と、Microsoft Wordの差し込み文章機能を利用するため、使用にはMicrosoft Excel2010以降、word 2010以降が必要です。

消去証明書 詳細版 消去証明書 一覧表版

変換アダプタ(別売品)により各種インタフェースのドライブが利用可能です

製品写真
名称 IDE変換アダプタ mSATA変換アダプタ microSATA変換アダプタ M.2変換アダプタ
※SATAのみ
CFast変換アダプタ SATA DOM to SATA アダプタ
※電源取得方法で3種類あり(A/B/C)
型番 IDE-AD01 MSA-AD01 MIS-AD01 M2-AD01 CFA-AD01 DOM-AD01(A/B/C)

※ ご利用になるインタフェースがございましたら、追加でご購入下さい。
※ 標準のケーブルを外して変換アダプタのみでの利用はできません。標準ケーブルに変換アダプタを取付ける必要があります。
※ M.2アダプタで利用できるのはSATA接続のM.2 SSDのみです。NVMe(PCIe)への変換はできません。

IDE→SATA、HDD→SSDへのバックアップにも対応

既存のPCがIDE接続のHDDを搭載していた場合に、SATA接続のHDDへ換装するための複製や、丸ごとバックアップ等を、IDEとSATAの相互コピーにて行えます。また、近年普及が進むSSD(ソリッドステートドライブ)へのコピーにも対応します。
また、SSDは内部のコントローラによる制御で使用頻度の高いセクタを回避する設計になっているため、通常のランダムデータを書き込む方式の完全消去では一部のセクタが回避され、データが残留してしまい、完全な消去が行えません。当機種ではSSD内で制御して全セクタを消去処理する「SecureErase」方式を用いることで、使用頻度を問わず全てのセクタに確実なデータ書き換えを行い、SSDでも完全な消去が行なえます。社外秘のファイルやプライバシーの関連するデータが保存されたSSDを廃棄したり、再利用する際に本機の完全消去機能を有効活用頂けます。

※IDEでの接続にはオプションで用意する変換アダプタが必要です。

 

PCに搭載されているHDDをSSDへ換装するために複製を行った場合、パーティションアライメントの状態によっては複製するだけですと、SSDの動作パフォーマンスが著しく低下する場合があります。パーティションアライメントを最適化し、SSDならではの高速アクセスを実現する最適化処理を簡単に行う事が可能なソフトウェア「Paragon Alignment Tool」(パラゴン社製品)も弊社でお取り扱いしておりますので、当機種を利用してPCのHDDからSSDへの換装をお考えの方は併せてご相談下さい。

 

その他の特長

  • ドライブの温度上昇を抑制する空冷ファン搭載

    ドライブ設置台の下には空冷ファンを装備し、ドライブ自身の発熱による動作不良や故障の発生を防ぎます。

  • セクタ to セクタの完全クローンコピー

    セクタ全体をコピーするモードを搭載し、フォーマットを問わない完全コピーが行えるため、あらゆる環境のバックアップに対応します。

  • 主要なフォーマット形式が認識でき効率重視のデータコピーが可能

    パーティション内がFAT16/32, exFAT, NTFS, Linux(EXT2/3/4), MacOS(HFS+)いずれかのフォーマット形式であれば、データ部分のみのコピーにも対応するため、無駄のない迅速なコピーが可能です。

  • 稼動ログを本体内に記憶し任意のタイミングでファイル出力可能

    稼働ログ記録&出力機能とPC Link(PCでの動作状況モニタリング)に対応しております。

  • HPA/DCO領域を処理対象にできます

    HPA(Hidden Protected Area)またはDCO(Device Configuration Overlay)のコピーや消去を実施するか選択可能です。この領域を利用するクリッピング情報を含んだドライブの利用等にご活用頂けます。

保障について

本製品は標準で1年の保守がついておりますが、オプションで延長保守をはじめ様々な保守サービスをつけることが可能です。
1、延長保守
2、修理代替機貸出サービス
3、定期点検サービス
4、スポット修理サービス
詳しくはお問い合わせください。

※修理は、基本的に当社(東京)お送りいただき修理となります。(オンサイト出張修理は応相談)
※お問合せへの対応は、メールとなります。
※送料は、送付元の負担となります。
※価格は、全て税抜き価格です。
※本体の保守サービスですので、消耗品は製品保証には含まれません。
※保守サービスの途中解約は、承っておりません。

※1:保証期間は、装置本体購入時から最長5年間となります。
※2:延長保証は、標準保証期間終了日翌日から保証期間が2年間延長されます。
※3:修理代替機貸出サービスと定期点検サービスは、保証期間内は、いつでも加入できます。
※4:修理代替機貸出サービスと定期点検サービスは、保証期間中のみ有効です。
但し、保証期間終了を以って、修理代替機貸出サービスや定期点検サービスも終了とします。
(修理代替機貸出サービスや定期点検サービスの残り期間が1年未満であっても、終了となります。)

お問い合わせ

お電話でお問い合わせ:03-5812-2151
メールでのお問い合わせ:infosoho@soho-jp.com

仕様

製品ラインナップ

型番 HDC-MT700HG-SAS HDC-MT1500HG-SAS
ポート数
同時消去可能台数
8 16
外寸(mm) 400(W) x 393(D) x 210(H) 380(W) x 623(D) x 323(H)
重量 約11kg 約23kg

共通仕様

前面USBポート 全機種搭載 (ファームウェア更新、ログテキストファイル出力)
背面USBポート PC Link用
対応ドライブ規格 3.5″/2.5″ SAS/SATA HDD/SSD
※変換アダプタ(別売)によりIDE、eSATA、mSATA、microSATA、iVDR、CFastにも対応可能
※512/520/528セクタ、4096/4160/4224セクタ対応 ※容量制限無し、20TBまで動作確認済
最大転送速度 18GB / 分
認識可能フォーマット形式 NTFS, FAT16/32, exFAT, Linux(EXT2/3/4), MacOS(HFS+)
※パーティション方式: MBR、GPT両対応
コピーモード データ領域コピー、全パーティションコピー、全領域コピー、指定領域コピー(%指定)
消去機能 クイック消去、NIST消去(NIST SP 800-88準拠:1回上書き)、DoD消去(DoD5220.22-m準拠:3回上書き)、DoD ECE消去(DoD5220.22-m準拠:7回上書き)、NSA消去(NSA130-1準拠:3回上書き)、セキュア消去、エンハンスドセキュア消去
※セキュア消去の処理はドライブに依存します
動作形態 スタンドアロン(PC不要)
表示 2 x 20 モノクロLCD 日本語表示対応
コントロールボタン 4個(↑、↓、ESC、OK)
言語対応 日本語、英語
SAS/SATAコネクタ差替耐久回数 5000回 (設計値)
動作温度 5℃ ~ 40℃
動作湿度 20% ~ 80%
保証期間 1年間
備考 RoHS指令準拠
※ 本製品にドライブは搭載・付属されておりません。別途ご用意下さい。
※ コピープロテクトが施されているドライブはコピー出来ません。また、意図的にエラーセクタを発生させるプログラム等により記録されているドライブの完全コピーは保証いたしかねます。
※ SAS/SATAコネクタ差替耐久回数は規格で定められた目安です。耐久回数を保証するものではありませんのでご了承下さい。

ギャラリー

アクセサリ

    品名・型名 画像 説明

    HDC-MTSAS用ドライブ接続ケーブル

    MT-IFSAS01

    本体とドライブを繋ぐ予備用ケーブルです